冬とは
四季の中のひとつであり、日本では12月・1月・2月の3ヶ月。寒く、夜が長い。一年中で最も太陽の高度が低く夜が長い期間を指すこともある。情況がきびしい時期の比喩にも使う。一年中でもっとも星空がきれいに見える時期。
冬のイメージ
こちらランキング(外部サイト)によると、冬と言えばで思いつくもので多いものはイベントや寒さのようである。1位 雪、2位 こたつ、3位 鍋 、4位 クリスマス 、5位 お正月 5位 ストーブ 、7位 みかん と続く。
もちろん イルミネーション、温泉、大晦日、初詣、箱根駅伝 、忘年会、などこの時期ならではの行事やイベントがずらっと並んでいる。
冬の季語
- 時候に関するもの
極月、小春、霜月、霜夜、小寒、除夜、春隣
- 天文に関するもの
風花、雪晴れ、冬日和、冬霞、冬凪、冬の月、初時雨、時雨、木枯らし、初霜、初雪、鎌鼬(かまいたち)、初空、初明り
- その他
霜柱、雨氷、枯野、山眠る、寒灯、寒紅、冬籠り、雪まろげ、雪見、綿入れ、神送、兎、狼、狐、狐火、若水、嫁が君
冬の大三角形
冬は1年でもっとも星空がきれいに見える時期である。冬の大三角形は冬に南東の空を見上げると見える3つの1等星(もっと も明るく見える星)で構成される。シリウスは全天でもっとも明るい星。
- オリオン座のベテルギウス
- おおいぬ座のシリウス
- こいぬ座のプロキオン
また上記に3つの1等星(ふたご座のポルックス、ぎょしゃ座のカペラ、おうし座のアルデバラン)をを加え6つの1等星を結び冬のダイヤモンドや冬の大三角形という。
冬の草花と花言葉
- 蝋梅(ろうばい)
「慈しみ」「ゆかしさ」「先導」「先見」
- 梅
「上品」「高潔」「忍耐」「忠実」。西洋での花言葉は「Keep your promise(約束を守る)」「fidelity(忠実)」「beauty and longevity(美と長寿)」
- 椿(つばき)、カメリア
「控えめな優しさ」「控えめなすばらしさ」「誇り」。雪椿、玉之浦、侘助などの品種がある。
- 山茶花(さざんか)
「ひたむきな愛」「ひたむきさ」「理想の恋」「困難に打ち勝つ」。椿によく似た花で、椿と山茶花は花びらの落ち方が違う。
- スイセン
「うぬぼれ」「自己愛」。有毒成分を含む植物です。
- シクラメン
「遠慮」「内気」「はにかみ」「気後れ」
- スノードロップ
「希望」「慰め」「あなたの死を望みます」。夜に眠り、朝に咲く特徴がある。
- ナンテン
「私の愛は増すばかり」「機知に富む」「福をなす」「よい家庭」冬になると赤い果実を実らせ、お正月飾りにも使われます。葉や実は薬用とされることも。
- 柊(ひいらぎ)
「用心深さ」「先見の明」「保護」。同じモクセイ属のキンモクセイに似た甘い香りを放ちますが、葉にはトゲがありこれが柊が魔除けとされている所以。
- クリスマスホーリー(西洋柊)
「神を信じる」「不滅の輝き」。晩秋に赤い実をつける枝葉は聖夜に華を添えるクリスマスリースとしても活躍する。
- ポインセチア
「祝福」「幸運を祈る」「私の心は燃えている」「聖夜」。クリスマスによく見る。
- クリスマスローズ
「追憶」「私を忘れないで」「慰め」「私の不安をとりのぞいてください」。「冬の女王」とも呼ばれています。中世ヨーロッパで戦地に赴く際に恋人が贈る花だったとも。
冬の色と配色
銀鼠色(#91989F)
秘色色(#abced8)
浅縹色(#84b9cb)
薄香色(#f0cfa0)
朱色(#eb6101)
黄櫨染(#d66a35)
千歳緑色(#316745)
消炭色(#434343)
黒橡色(#544a47)
枯色 #e0b080 #2d5434
枯野 #ffef20 #29905e
氷重 #f7f0cf #fcfaf5
雪の下紅梅 #fcfaf5 #f98289
椿 #62162e #e82727
雪っぽい
#80BEE3 #4A81A1 #ABE2F9 #D3D6E1 #99BFC5
クリスマスっぽい
#AD1224 #004D37 #FEF8E8 #020C2D #DBB95F
正月っぽい
#C8982B #C41F22
冬のイベント
- お歳暮
- イルミネーション
- クリスマスマーケット
ドイツやオーストリアの都市の広場で行われるイベント。広場や通りに出店が並び、ホットワインやホットチョコレートや簡単な食事や土産物が売られる。
- クリスマス
- 大晦日
- お正月
- 旧正月・春節
旧正月は太陰暦でいうお正月のこと。春節は中国や台湾で言うお正月のこと。
- 節分
- バレンタインデー
最後に
冬をイメージするものをまとめてみました!
寒さ、冷たさ、白、静寂のイメージで楽しいイベント盛りだくさんの季節ですよね。冬の寂しさの中に温かさがある表現がとても心にしみます。